保育の思想を学ぼう ―今、子どもの幸せのために―

著者
岡本富郎 著
版型・頁
A5判 208頁(2014/10/31)
ISBN
978-4-89347-206-9
価格
2,420 円(税込)
数 量

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概要

保育の思想とは何か、子どもの幸せのために学びを深めていこう

保育思想の源流である4人の思想家に光をあてつつ、今日の子どもを取り巻く現状をふまえながら、子どもにとっての“幸せ”“育ち”“自然”とは何かを探究。現代社会にあってますます希薄化が進む「助け合い」と「希望」について、長年、子どもと保育に真摯に向き合ってきた筆者が論じた一書。

主要目次

1章 保育思想家の紹介
  1節 過去の保育思想家とその中から4人を選んだ理由
  2節 ルソー
  3節 ペスタロッチー
  4節 オーエン 
  5節 フレーベル 

2章 子どもの幸せを考える
  1節 なぜ子どもの幸せを考えるのか
  2節 幸せについての考え方
  3節 今の子どもは幸せなのだろうか
  4節 どうしたら幸せになれるだろうか
  5節 保育思想家の幸せ観

3章 子どもが育つとはどういうことか
  1節 子どもの育ち方について
  2節 今育つことに関わる問題性
  3節 諸外国の子育てを考える
  4節 保育思想家の子ども、子育て、子育ての方法の考え方

4章 子どもにとって自然とは何か
  1節 自然と子ども ―子どもを取り囲む自然の現実―
  2節 自然に包まれ、生かされる子ども
  3節 自然から学ぶいのちと死
  4節 保育思想家の自然、いのち、死についての考え

5章 「助け合い」と「希望」
  1節 なぜ「助け合い」と「希望」を考えるのか
  2節 子どもが出来る「助け合い」
  3節 「希望」について

引用・参考文献