保育の中の保健〈改訂第2版〉
- 著者
- 巷野悟郎・高橋悦二郎 編
- 版型・頁
- A5判 208頁(2014/04/01)
- ISBN
- 978-4-89347-151-2
- 価格
- 1,980 円(税込)
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今日、知育偏重型の乳幼児教育の広まりへの反省から、子どものたちの主体性や一人一人の発達の特性を重視する保育がその基本として打ち出されている。集団保育における保健の問題を考える場合にも、この視点は大切にされなければならない。
その視点から本書は、「小児の発育・発達」「小児の病気や事故の予防と対応」等については、第一人者である著者が最新の資料を駆使して解説する一方、日常の保育の中での保健指導の考え方や内容についてもかなりのウエイトをおいて解説している。さらに、重労働である保育に携わる保育者自身の健康管理のためにも、章を設けて対応している。
主要目次
第1章 集団保育の場での保健(保健指導・教育の必要性、etc.)
第2章 子どもの発育・発達と保健(子どもの発育、子どもの発達、etc.)
第3章 子どもの病気とその予防(集団保育の場における病気の考え方、子どもの病気の特徴、病気の早期発見法、etc.)
第4章 子どもの事故とその対応(子どもの事故の特徴、安全教育、etc.)
第5章 障がい児と保健(発達障がいとは、保育の現場で気をつけたい心身障がい、etc.)
第6章 保育者と健康(保育労働の現状と課題、etc.)
第7章 母子保健の現状と課題(統計からみた現状、保育の場における現状と課題、より豊かな保育を目指して、etc.)