幼児教育知の探究12 トポスの経営論理

著者
青木久子・松村和子 著
版型・頁
A5判 344頁 上製(2019/12/03)
ISBN
978-4-89347-112-3
価格
2,750 円(税込)
数 量

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概要

教育経営と教育実践は別物という閉塞性を打破し、激動の社会で人間が育て、育つという営みの本質を問う。

園経営は各時代の担い手の人生の循環に委ねられている。その時代毎の価値観を問い、場所(トポス)における経営理念と理念によって形作られる経営姿勢、経営内容を常に省み、差異を契機として対話を構築することで、新たな視野を開く事ができる。
経営のイノベーションを捉える際、その判断の根拠およびその評価は、その様な多様性と意味生成への理解を伴ったセンスス・コムーニス(共通感覚)のありようにあるのである。

主要目次

第1部 就学前教育機関の経営革新
 第1章 就学前教育経営の基底
 第2章 場所(トポス)の経営論理
第2部 経営革新の契機となる「差異」
 第1章 差異が生みだす主題の位相
 第2章 実践のイノベーション ―日々新たに―
第3部 経営革新を生みだす教育評価
 第1章 教育内容を創造する経営ビジョン
 第2章 場所(トポス)の共通感覚をつくりだす評価