小学校図画工作の基礎 ―造形的な見方や考え方を働かせる学び

著者
樋口一成 編著
版型・頁
B5判 228頁オールカラー(2020/01/24)
ISBN
978-4-89347-312-7
価格
2,640 円(税込)
数 量

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概要

92単元の豊富な解説や実践例をオールカラーで紹介! 小学校図画工作の指導力の基礎を育む一冊

平成29年告示小学校学習指導要領で示された、子どもたちが未来社会を切り拓ひらくための資質・能力を一層確実に育成するために、図画工作において求められる指導内容を踏まえて構成しました。第1章では造形教育の目的と内容の理解をはかり、続く章では、「絵画」「版画」「彫刻」等の各活動における基礎的な実践から、学生に触れておいてほしい発展的な実践まで、幅広い実践内容を掲載することで、教員免許養成課程の多様な指導方法に対応することができるようになっています。

主要目次

第1章 造形教育の目的と内容
  1.造形を学ぶねらい-美術教育に生かす/2.幼小接続-学びの連続・幼児期の終わりまでに育って__等、全5単元
第2章 絵画
  1.絵具の仕組みと特徴/2.見て描く①-サカナを描く/3.見て描く②-風景、自然等__等、全18単元
第3章 版画
  1.版を用いた表現①-いろいろな版について/2.版を用いた表現②-紙の版「紙を切る・貼る・刷る」__等、全4単元
第4章 彫刻
  1.彫刻の材料・技法①-土、モデリングとカービング等/2.彫刻の材料・技法②-木・石と材料・用具・基本技法__等、全12単元
第5章 デザイン・映像メディア表現
  1.木材を用いた形の発見/2.カタチがうつる・カタチをうつす__等、全18単元
第6章 工作・工芸
  1.新聞紙やチラシでつくる-立体造形作品とファッションショー/2.紙でつくる①-切る・折る・組み合わせる活動/__等、全22単元
第7章 鑑賞
  1.みる活動・いろいろな鑑賞活動-作品をみることで育つもの/2.感じることから、始まる鑑賞-感じて みて 言葉にする__等、全7単元
第8章 社会への広がり
  1.美術館の活用①-鑑賞教育/2.美術館の活用②/3.ものづくり教室-陶芸教室等の実践例__等、全6単元