1冊でわかる教育実習・保育実習
- 著者
- 野津直樹・山本陽子 編著
- 版型・頁
- B5判 170頁(2025/01/23)
- ISBN
- 978-4-89347-445-2
- 価格
- 2,090 円(税込)
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1冊で教育実習、保育実習、施設実習を網羅。
実習の基礎や流れを丁寧に解説し、各実習の重要ポイントや配慮すべき事項を分かりやすく示しまとめた一冊。実習前の準備から実習後の省察まで本文と連動した演習ワークを巻末に収録。
主要目次
はじめに
第1章 教育実習・保育実習とは
1.教育実習・保育実習について
(1)教育・保育・養護とは
(2)幼稚園教育実習・保育実習の概要
(3)幼稚園教育実習・保育実習の流れ(事前・事後指導含む)
2.実習生に求められるもの
(1)保育者の資質・役割とは
(2)実習生に求められる態度・心構え
(3)実習に行く前に―自己解析
(4)実習生紹介書(個人票)の書き方
第2章 実習に向けて
1.実習に向けての準備
(1)実習園・施設の選択と依頼方法
(2)実習先オリエンテーション
(3)養成校における事前の準備・実習課題
(4)実習生自身の準備
(5)守秘義務について
(6)細菌検査の実施
2. 実習の流れ
(1)見学・観察実習(ステップ1)
(2)参加実習(ステップ2)
(3)部分・責任実習(ステップ3・4)
(4) 養成校教員の実習巡回と指導内容
3. 実習終了後の流れ
(1) 実習園・施設における反省会
(2) 実習終了後の総まとめの書き方
(3) お礼状について
(4) 実習における評価
(5) 実習終了後の省察と事後指導
第3章 実習園・実習施設の理解と子ども理解の基本
1.子ども理解の基本となる考え方
(1)保育者の倫理と危機管理9
(2)幼稚園の子どもたち
(3)保育所・認定こども園の子どもたち
(4)児童福祉施設の子どもたち
2.乳幼児の理解
(1)子どもを観察すること、観察ポイントについて
(2)自らの子ども観を見つめる
(3)専門家としての視点をもつ
3.障害のある子どもの理解
(1)「障害」とは
(2)障害のある子どもをどう捉えるか
(3)障害児保育について
(4)インクルーシブ保育の現在
第4章 実習日誌(記録)について
1.実習日誌とは
(1)実習日誌はなぜ書くのか
(2)様々な日誌様式
2.実習日誌の書き方
(1)基本事項の記載内容とポイント
(2)日誌作成の留意点
(3)エピソード記録、ドキュメンテーションその他の記録
第5章 指導計画案について
1.実習における保育の指導計画案
(1)指導計画案とは何か
(2)指導計画案の作成の前に
2.実習指導計画案の書き方
(1)子どもの実態・ねらい・主な活動
(2)時間・予想される子どもの活動
(3)環境構成、保育者(実習生)の援助・配慮
(4)指導計画案の例
(5)指導計画案の実践と反省・自己評価
第6章 教育実習
1.教育実習とは
(1)教育実習の意義と目的
(2)教育実習の内容と方法
2.幼稚園の一日の流れと子どもとの関わり
(1)幼稚園の一日の流れ
(2)多様な保育形態を知っておく
(3)幼稚園をめぐる諸課題
第7章 保育実習
1.保育実習の基礎知識
(1) 保育実習の意義と目的
(2) 保育所の機能と役割
(3) 保育の目標と方法
(4) 保育の環境
(5)子どもの発達と縦割り保育
2.保育所の一日の流れと子どもへの関わり
(1)保育所の一日の流れ
(2)多様な保育形態・保育方法
(3)保育所をめぐる諸課題
第8章 施設実習
1.施設実習の基礎知識
(1) 保育実習Ⅰ(施設)・保育実習Ⅲにおける実習について
(2)施設実習を行う目的・意義
(3)福祉関連法の改正と、こども基本法制定に伴う児童福祉法改正ポイント
(4)施設実習に赴く前の心構え
(5)オリエンテーション
2.社会的養護施設におけるアセスメントとケース理解
3.各種実習施設の概要
(1)乳児院
(2)母子生活支援施設
(3)児童養護施設
(4)障害児入所施設
(5)児童発達支援センター
(6)児童心理治療施設
(7)児童自立支援施設
(8)児童厚生施設
(9)障害者支援施設
4.ケースから学ぶ施設実習
第9章 新しい保育の考え方
1.保育とICT
2.グローバルスタンダードとしての地球市民教育
巻末資料
こども基本法・重要ポイント
児童の権利に関する条約・重要ポイント
全国保育士会倫理綱領
おわりに
引用・参考文献
ワークシート集