子ども理解 ―個と集団の育ちを支える理論と方法―

著者
請川滋大 著
版型・頁
A5判 178頁(2020/05/15)
ISBN
978-4-89347-363-9
価格
1,980 円(税込)
数 量

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概要

実践が子ども理解を促し、子ども理解が次の実践を形作る

保育者が行う子ども理解とは、子どもたちと園生活を共にしながら個と集団を捉え、発達の援助につなげていくためのものです。
子ども集団全体を見る、同時に集団のなかで一人一人を見るという保育現場の特性を押さえつつ、援助や記録・連携の実践事例を豊富に取り上げました。
各章の章末に演習課題を掲載。「幼児理解の理論及び方法」「子どもの理解と援助」のいずれの教授内容も網羅しています。

主要目次

第I部 子ども理解の意義と原理
 第1章 保育における子ども理解の意義
 第2章 子ども理解に基づく養護及び教育の一体的展開
 第3章 子どもに対する共感的理解と子どもとの関わり
 第4章 子どもの生活と遊び
 第5章 人的環境としての保育者と子どもの発達
 第6章 子ども相互の関わりと関係づくり
 第7章 集団における経験と育ち
 第8章 保育環境の理解とその構成・変化・移行
第Ⅱ部 子ども理解の方法と援助
 第9章 子どもを理解する方法
 第10章 職員間の対話・保護者との情報の共有
 第11章 発達の課題に応じた援助と関わり
 第12章 特別な配慮を要する子どもの理解と援助1
 第13章 特別な配慮を要する子どもの理解と援助2
 第14章 発達の連続性と就学への支援