もくじ
Ⅰ 「川上ノート」とは
1 「川上ノート」の背景
2 「川上ノート」の特徴
3 「児童心理」講義録の特徴
Ⅱ 倉橋惣三と「川上ノート」の時代
1 1934(昭和9)~35(昭和10)年の倉橋の著作
2 倉橋惣三のその他の論考(1934〈昭和9〉~35〈昭和10〉年)
3 倉橋が求めた保育者の専門性
Ⅲ 倉橋惣三「児童心理」講義録
目次/キーワード
第1章 児童研究
第2章 精神発達
第3章 遊戯の心理
第4章 幼児生活の非現実性
第5章 自我の心理 自我生活
Ⅳ 保育者養成と心理学:心理学者としての倉橋惣三
1 昭和初期の日本の心理学と児童心理学
2 保育者養成における「児童心理学」の位置
3 心理学者としての倉橋惣三
4 倉橋の「児童心理」授業
Ⅴ 「児童心理」講義録が示唆すること
1 「児童心理」と現在の養成課程における心理学系科目の比較
2 さまざまな「自我」
3 「児童心理」に見られる保育者観
4 改めて倉橋から学ぶこと
※資料 幼児教育史年表