日本人に独特の生活意識「気がね」は、幼・小期の子どもたちにもあった。幼・小期の大人の都合による「しつけ」から生じる「気がね」は、成長の過程で、「よい子症候群」とも呼べる様々な心身症や問題行動を引き起こす大きな原因となっていた!! 自発性の発達が抑圧され、他人の目(評価)を気にし、人の顔色をうかがって生きる現代の子どもたちの、「気がね」の実態とその心理を、豊富な事例と明解な分析で的確に捉えたベストセラー!!
1章 私たち日本人の「気がね」って何? 2章 えっ? 子どもが親や先生に「気がね」!? 3章 「気がね」の原因の主役は、誤った「しつけ」? 4章 幼・小期にたまった「気がね」は何処へ行く? 5章 「気がね」ではなく、「思いやり」のある子を育てるために
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