幼稚園と保育所は一つになるのか ―就学前教育・保育の課程と子どもの発達保障―

著者
藤永保
版型・頁
四六判 328頁 上製(2013/04/30)
ISBN
978-4-89347-175-8
価格
2,420 円(税込)
数 量

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概要

就学前教育・保育のこれからを考える。

急速に広がる子育て不安。しかし、就学前教育・保育の議論をみるとコスト面からしか語られない現状がある。人の発達を長年探究してきた筆者が、改めてわが国の子どもに対する価値観や子育て文化を再考し、幼保一元化とは何か、これからの幼稚園・保育所のあり方、その課程(カリキュラム)、子どもの発達が保障される就学前教育・保育の姿を論じた一冊。

主要目次

第1部 子どもの発達とそこにある危機
 序章 「狼少女」は本ものか
 1章 子育ての曲がり角
 2章 しつけ困難の時代
 3章 子育て危機の原因
第2部 幼保一元化――幼・保を超えたその先へ
 4章 幼保一元化とは何か(1)
 5章 幼保一元化とは何か(2)
 6章 幼保一元化とは何か(3)
 7章 幼保一元化を超えて
第3部 就学前の発達目標と成育の課程
 8章 子ども問題の多様化と深刻化
 9章 幼児教育を考える
 10章 就学前の“成育”課程
 11章 保育・教育の新時代へ
 終章 子育て立国に向けて