<第1部> 表現的生としての人間―美的な経験と身体
第1章 美的にみる
§1 カントの「美的判断」
§2 シラーの「美的教育論」
§3 相互承認
第2章 身体の捉え直し
§1 表現のメディアとしての身体
§2 「トロプス」と「イドラット・フォルクス」
§3 デンマークの「イドラット・フォルクス」
第3章 デンマークの教育思想とその実践に学ぶ
§1 表現主義の思想的系譜
§2 コルの教育思想
§3 コルから学んだことを生かす―一つの実践例
§4 デンマークの幼稚園を訪ねて
<第2部> 民族学からみた表現活動
第1章 生活と表現
§1 生活の中に埋め込まれた「表現活動」
§2 物語る:伝説・昔話・世間話
§3 歌う:儀礼歌・労働歌・遊び歌
§4 造形する:祈りの造形
第2章 ハレとケあるいは常民の世界観
§1 演じる:神事と芸能のあいだ
§2 子どもの年中行事:常民社会の子どもたち
§3 異界と妖怪
第3章 表現と芸術
§1 「生活芸術」の発見
§2 常民世界の中の「表現活動」と「芸術」
<第3部> 子どもの遊びと生活芸術
第1章 子どもの行為の意味生成
§1 行為の成立
§2 子どもの生きる世界
第2章 <できごと>の現れを生成する行為表現と<学び>
§1 行為表現と<生きることとしての学び>
§2 <学び>と共同体の成り立ち
第3章 遊びと生活芸術―まとめにかえて―
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