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指導計画の立て方・考え方
書名 指導計画の考え方・立て方
著者 久富陽子・梅田優子・善本眞弓・
小櫃智子・飯塚朝子 著
頁 B5判 224頁 (2009/05/20)
ISBN 978-4-89347-133-8
税込価格 1,890円

 数 量 

 

概要
 保育士や幼稚園教諭をめざして学ぶみなさんにとって、実習は楽しみであるとともに、不安や緊張も多い大イベントの1つであることでしょう。
 実習には、初めて出会う子どもや指導してくださる保育者とのコミュニケーション、ピアノや手遊びなどの保育実技、日誌を書くことなどやるべきことがたくさんありますが、部分実習や全日(責任)実習の計画を立てること、その指導計画(以下、指導案)を書くことは、もっともエネルギーを使うことといえるかもしれません。
(中略)
 指導案を書くことは、やはり、簡単なことではありません。講義で書き方を習い、1度か2度、指導案を書いてみたところで、どのような指導案も書けるようになるというわけにはいきません。まして、みなさんは毎日子どもに接しているわけではありませんから、子どもや園への理解が十分でなかったり、無理な活動を提案してしまったり、よかれと考えたことが逆に子どもを迷わせていたりなど、多くの「未熟な部分」を抱えた指導案になってしまうことは、ある意味当たり前のことでもあります。指導案を書いて保育を実践することは、その「未熟な部分」を明らかにできることでもあるのです。
(中略)
 このテキストの特徴は大きく分けて2点あります。その1つは、実際に実習生が書いた指導案を例にあげながら、その指導案のよいところと修正すべき点を指摘し、さらに、その指摘した部分の修正を取り入れた指導案の「修正例」を掲載しているということです。もちろん、このテキストに掲載されている修正例だけが「よい指導案」ではありません。しかし、1つの参考例として実習生が立てた「原案」と比べてみることで「具体的にどこをどう直すと子どもによりふさわしい指導案になるのか」が明確になると思います。もう1つは、このテキストの部分実習の指導案の解説では、実習のなかで比較的多く実習生が任されることが多い活動ごとの例があげられているということです。「絵本の読み聞かせ」「手遊び」などの短い時間の部分実習から、「体を動かす遊び」「昼食から午睡まで」のように時間の長い部分実習へと解説されているので、自分が行うことになった部分実習の内容によって、それぞれを参考にしていただけると思います。また、全日(責任)実習では、保育時間や生活の仕方が異なるという理由から、幼稚園と保育所の各年齢の例を掲載してあります。ただし、保育所の0歳児は、通常、全日(責任)実習はほとんど行われないという理由から掲載をしていません
(本書まえがきより)
もくじ

<PART 1> 指導計画の考え方 
 第1章 指導計画とは何か
 第2章 指導案の考え方
<PART 2> 遊び発展型の指導案の立て方と実例の検討 
 第1章 遊び発展型の指導案の立て方の手順とポイント
 第2章 遊び発展型の指導案の実例の検討
<PART 3> 活動提案型の指導案の立て方と実例の検討 
 第1章 活動提案型の指導案の立て方の手順とポイント
 第2章 活動提案型の部分実習の指導案の実例の検討
 第3章 全日実習の指導案の実例の検討(幼稚園)
 第4章 全日実習の指導案の実例の検討(保育所)
<PART 4> 3歳未満児の指導案の立て方と実例の検討 
 第1章 3歳未満児の指導案の立て方の手順とポイント/
 第2章 3歳未満児の全日実習の指導案の実例の検討

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