子どもに生きる!
この保育者論は、現場で日々の営みを創出してきた実践者、現在も新たに創出している実践者が生み出した実践と理論に光を当てたものである。保育実践という人間の心に発露し深いところで共鳴する日々の営みのなかから、子どもに生きる生活者としての保育者の姿を読み取り学びとってほしい。(本文より)
変革の時代を生きる力を!
今日のような変革の時代には、記憶する知識より、動いている社会をしっかりと見据えて問題を解決していく知恵と行動が必要とされる。また、人生の夢は置かれた状況によって生まれ、変わるものであるが、その変わる過程でより確かなものになっていくものでもある。変化する社会状況のなかで、自分の夢を描き、自分をそこに向けていく力こそ、これから身につけていってほしい力であろう。(本書「はじめに」より)
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