1999年に社会福祉Uのテキストとして出版した『保育者のための相談・援助技術』の改訂版!
2003年度から保育士養成カリキュラムが改訂され、社会福祉Uは社会福祉援助技術という科目になる。それに適したテキストとするため、第1章に社会福祉援助技術の全体像を説明する内容を補充した。しかし、保育学生を主対象として、社会福祉の援助技術を解説するという当初の目的に変更はない。
最近の子育て支援対策は、保育所を中心に、幼稚園、学童保育、子育てネットワークなど広領域で対人援助や地域活動の技術を必要としている。このために養成校でのこの点に関する学習の重要性が強く認識されている。
本書では、社会福祉の援助技術<ケースワーク、グループワーク、コミュニティワーク>の原理・原則を、可能な限り平易に、しかも保育現場の実践例を豊富に引用しながら、「保育の場で活用できる」ことをねらいに解説した、大好評テキストの最新版である。
|