子どもは「自ら育とうとする力」を持って生まれる。この「育とうという力」を中軸に据えて保育を考えるということは、子どもがそれぞれの時期に「向かうもの・こと」(育ちの核)が何であるのかを見極め、大切にするということであり、保育はこの「育ちの核」を中心に展開されることになる。
本書では、それぞれの時期の「育ちの核」を保育者がどのように理解し働きかけていくのかを、保育場面でのエピソードを多数援用しつつ、具体的に解説している。従来の乳児保育研究の理論と自ら著者らが体験した保育実践とを明確にリンクした好評テキスト!
|