0･1･2歳児期は、成人するために必要なあらゆる能力の芽を自身の中に内包している。この芽を真直ぐ伸ばし、自然な発達がなされるよう支えとなり援助していくことが、保育に携わる者の役割である。この時期の発達は多くの要素が関連しあい、次の段階へ進む。保育者はこの発達の段階を総合的にとらえ、子どもたちに働きかけていかなければならない。本書は「0･1･2歳児の発達の様相」を総合的に理解すると共に、「運動発達と発育」「経験させたいあそび」として図示した。乳幼児期と接する機会の少ない学生には最適の書！

＜序章＞0･1･2歳児期の発育発達と運動遊び
＜第１章＞手足を動かすころ(新生児期〜２か月)
＜第２章＞首がすわるころ(３か月〜５か月)
＜第３章＞おすわりのころ(６か月〜７か月)
＜第４章＞はいはいからつかまり立ちのころ（８か月〜９か月）
＜第５章＞つたい歩きのころ（10か月〜11か月）
＜第６章＞よちよち歩きのころ（12か月）
＜第７章＞歩けるようになるころ（１歳〜１歳６か月未満）
＜第８章＞上手に歩けるころ（１歳６か月〜２歳未満）
＜第９章＞走ったり跳んだりするころ(1)（２歳〜２歳６か月未満）
＜第10章＞走ったり跳んだりするころ(2)（２歳６か月〜３歳未満）　etc.