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教育要領保育指針の成立と変遷
書名 幼稚園教育要領・保育所保育指針
の成立と変遷
著者 民秋 言 編
頁 A5判 154頁 (2008/05/18)
ISBN 4-89347-129-1
税込価格 1,050円

 数 量 

 

概要

 この度、「教育要領」も「保育指針」もともに改訂(定)された。社会からのニーズ(期待)に応えるため、 いっそう充実させるためである。
 とくに、「保育指針」は今次の改定で、通知であったものが告示すなわち法律となった。「教育要領」とともに 同じ社会的性格をもつものとなったのである。法律は、規範性はさらに高く、準拠することをより強く求める。 それだけに、私たち保育に携わる者にとって、また、保育を学ぶものにとって、こうした「教育要領」や 「保育指針」を十分に理解し、遵守すべきは遵守するよう心がけなければならない。

 本書は、今次の改訂(定)を受けて、「教育要領」と「保育指針」が訴える(教える)内容(保育の課題) を整理しようとしたものである。そのために大きく4つの作業を施している。
 まず1つは、それに淵源するといわれる「保育要領」を全文掲載したことである。内容的には確かに同じではないが、 今日求められる保育の基準、原点はここに探れるように思われる。
 2つ目は、今次改訂(定)に至るまでの過程をできる限り詳述したことである。すべて今日あるものはそれなりの歴史的経過を辿り、 それなりの歴史的必然性をもつからである。
 3つ目は、前回改訂分(平成10年、11年)との対照表を作成したことである。今次改訂(定)でどの点が変わり、 どの点が変わらないかを明らかにすることにより、課題をより浮き彫りにさせたいと思ったからである。
 そして最後に、「教育要領」や「保育指針」を読み解くに資するよう参考法令など関係資料を集めたことである。
 こうした特徴をもつ本書を、保育を学び、考え、実践するために役立てていただければ望外の幸せである。(はしがきより)

もくじ 「教育要領」「保育指針」の変遷
 1.「幼稚園教育要領」の流れ
 2.子どもと親をとりまく環境の変化と保育行政の動向
 3.「保育所保育指針」の改定
 4.改定「保育指針」が問いかけるもの
 5.これからの課題と若干の提示

<資料> 保育要領 ―幼児教育の手びき―

幼稚園教育要領 新旧対照表  ―平成10年改訂・平成20年改訂―

保育所保育指針 新旧対照表   ―平成11年改訂・平成20年改定―

教育・保育関係法令
教育基本法
学校教育法(抄)
学校教育法施行規則(抄)
幼稚園設置基準(抄)
社会福祉法(抄)
児童福祉法(抄)
児童福祉法施行令(抄)
児童福祉施設最低基準(抄)
就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(抄)
 

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