子どもの臨床発達心理学 ―未来への育ちにつなげる理論と支援

著者
西本絹子・古屋喜美代・常田秀子 著
版型・頁
A5判 212頁(2018/02/28)
ISBN
978-4-89347-276-2
価格
2,310 円(税込)
数 量

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概要

子ども・家族・支援者・地域がつながる、往還的な営みとしての発達臨床を学ぶ。

本書は、発達心理学の基礎知識と臨床現場の課題を結びつけて理解するためのテキストとして構成しています。
執筆者は、教員養成・保育士養成に携わりながら巡回相談員として長年現場に伴走してきました。本書で扱う事例は、執筆者自身の実践や発達支援の現場で直接聞き取ったエピソードを基にしています。また、発達支援の現場における実践者や自身の障害に向き合う当事者の方々によるコラムも掲載。子ども・家族・支援者・地域がつながる、往還的な営みとしての発達臨床を学べる一冊。

主要目次

第Ⅰ部 発達の基礎概念
 第1章 発達支援とは何か
 第2章 発達の基盤をなす力
第Ⅱ部 障害の理解と支援
 第3章 知的障害
 第4章 自閉症スペクトラム障害(ASD)
 第5章 注意欠如・多動性障害(ADHD)
 第6章 学習障害(LD)
第Ⅲ部 社会のひずみと子どもが抱える困難
 第7章 いじめ
 第8章 不登校
 第9章 子どもの貧困
 第10章 児童虐待
第Ⅳ部 障害支援の原理と方法
 第11章 アセスメント
 第12章 支援活動の展開
 第13章 コンサルテーションと地域支援
 第14章 家族支援
 第15章 障害と青年期