教師・保育者のための教育相談

著者
大野精一 編著 長谷部比呂美・橋本千鶴 著
版型・頁
A5版 160頁(2017/09/19)
ISBN
978-4-89347-263-2
価格
2,310 円(税込)
数 量

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概要

教育相談とは何か、どうアプローチすればよいか、またどのように実践すればよいか、について深めた一冊

教育相談(カウンセリング)について、学校や園で教育相談(学校教育相談)を行う全国の教師・保育者の方々や、将来、教師や保育者となることを目指して養成課程に学ぶ学生の方々に向けてまとめています。
学校や園における教育相談(カウンセリング)についての理論や実践的な体系について理論的・歴史的に整理し、子どもの発達の連続性、幼児期から思春期までの発達を見通した視点から教育相談(カウンセリング)を進められるよう、幼児期の問題・課題に加えて、小学校や中学校での教育相談(カウンセリング)にもふれています。

主要目次

第Ⅰ部 教師(保育者)の行う教育相談の考え方
1 教師(保育者)の行う教育相談とは何か
2 学校教育相談実践の歴史的な整理
3 実践(プラクティス)整理の概略
4 実践(プラクティス)整理箱・その意義
5 隣接する学問や実践現場から学ぶ
6 日本における学校教育相談の実践(プラクティス)整理箱
7 日本における学校教育相談の実践(プラクティス)整理箱(大野モデル)とその体系化

第Ⅱ部 教師(保育者)の行う教育相談の進め方
1 はじめに
2 教育相談実践のとらえ方
3 何をどう観察するか
4 何をどうやらせてみるか
5 何をどう聴いてみるか
6 面接へのいくつかの視点
7 終わりに

第Ⅲ部 教師(保育者)の行う教育相談の具体的展開
1 園における教育相談の考え方
2 幼児理解のために
3 実践例
(1)保護者と保育者が毎日会うことを生かした教育相談
(2)保護者との信頼関係を築いて進めた教育相談
(3)個人面談の話から発展させた教育相談
(4)保護者の養育力の向上を図った教育相談
(5)外部専門機関との連携がうまく機能した教育相談
(6)幼小連携の観点から考える幼稚園時代の教育相談と守秘義務
(7)教師の専門性から、外部専門機関につないだ教育相談
(8)教育相談事例から発展して、クラス全体で取り組んだ試み
(9)中学校移行に困難を抱えた生徒への教育相談(不登校)
トピックス1 構音障害
トピックス2 SST